huluプレミア『t@gged』(タグド)を観た感想です。
アラフォーですがいわゆる「学園モノ」が好きなワタシ。アメリカの高校生活ってなんか憧れますよね~。
『t@gged』(タグド)のあらすじ
新学期の初日、女子高生のローワン、ヘイリー、エリシアのもとに見知らぬアカウント“モンキーマン”から「タグ付けされた」というメッセージが届く。
タグ付けされた動画に写っていたのは銃撃される同年代の少女だった。イタズラとも思える動画だったが、ローワンたちを盗撮した動画や脅迫メッセージなどが次々と届きエスカレートしていく。
それぞれに秘密 を抱える3人はお互いのことすら信じられず追い詰められるが、モンキーマンの正体と目的を探るうちに、忘れかけていた過去に共通点があると気づき・・・。
制限時間が迫る中、果たして3人は犯人の正体を暴けるのか?
Hulu
より出典
「tagged」(タグド)ってのは、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSで「タグ付け」されるってことですね。「タグ付け」というのは、自分の投稿に他のアカウントを紐づける、とでも言うんでしょうか。一緒にいる人だったり、写真に写ってる人がだれなのかなどをタグ付けして示したりします。
動画、SNS、スマホ、タグ付けなど、今ドキアイテムを活かしたドラマです。うーん、ポケベル世代には難しいっす。
『t@gged』(タグド)の登場人物
主役は3人の女子高生。
ローワン
警官の父親と暮らす女子高生。年上の彼氏がいるが彼氏には大学生だと年齢を偽って交際している。母親が学校の先生と浮気して出て行ったことが学校中に知られており、クラスメイトから距離を置かれている。
アジア系?の顔立ちっぽいカワイコちゃん。
ヘイリー
ローワンとは親友だったが派手系グループに乗り換え疎遠に。女子高生あるある。夜9時になるとスマホを取り上げる過干渉ママがいる。鎮痛剤?かなんかの薬物依存症。
マイリー・サイラス風味の長澤まさみにも見えるお顔立ち。
エリシア
両親を火事で亡くし、イトコと暮らしている鼻ピ(鼻輪)のファンキーガール。イトコはローワンの彼氏。自傷癖があり、以前は火フェチだったようで、両親が死んだ火事もエリシアが原因?
演じてるのはなんと『ウォーキング・デッド』のイーニッド(役の子)。小柄だからか、上の二人が大人っぽいのかすんごく幼く見える。
その他、ネット系に詳しいローワンの姉や、ローワンの彼氏でエリシアのイトコ、転校生、エリシアの元?彼、元軍人でローワンたちの学校の教師など、怪しい脇役がいっぱい。
『t@gged』(タグド)を観た感想
元々動画アプリで配信されてたネットドラマだそうで、1話20分×8話とビックリ早い。
ひと言で言うと、『プリティ・リトル・ライアーズ』の劣化版というか。元々仲良かった女子たちが正体不明の誰かに秘密を握られ脅されて友情を深めて・・・って展開はまさにそのもの。“モンキーマン”か“A”かの違いかな。
やたらと怪しげな脇役出して、アイツか、いやアイツか、と女子たちや視聴者を翻弄する演出もソックリですね。
それなりにハラハラするし、続きが気になったりもしますが、ツッコみたいところもチラホラ。結構怖い目にあっても次の日まあまあケロッと学校行ったり彼氏とイチャついたりしてるし。
私だったら銃撃の画像が送られてきたり、脅迫メッセージが届いたら速攻で警察に言うけどな。エリシアなんて拉致られたのにそれでも黙ってたよ。
3人の秘密もそこまでスゴい秘密ってほどでもないけどね。まあ女子高生の秘密はこれぐらいがリアルなんでしょうか。
結局“モンキーマン”は、「やっぱりコイツか」と思う最初から怪しかった人物なんですが、ラストは“モンキーマン”は複数いると思わせる展開で。
シーズン2も製作されており、huluで配信も決まっていますが、『プリティ~』のように怪しげな登場人物が多すぎてもうついていけない状況になったり、犯人の“A”の動機がなんだったわからなくなるような展開にだけはならないよう祈りたいです。
私が学生だった時代はSNSはもちろん、写真や動画も撮影できなかったし、ネットいじめや「拡散」なんかもなかったけど、今の子たちって常にスマホで誰かと繋がってたり、場合によっちゃあ悪用されたりもするし、便利な分色々大変だな~。
このドラマはやっぱりティーンエイジャーが観た方が共感できて面白いのかもですね。1話20分で気軽に観られるし、それこそスマホで空き時間にサクッと視聴程度がいいんじゃないでしょうか。
『t@gged』(タグド)はhuluで視聴できます。