最近ハマっているNetflixのリアリティー番組『パーフェクトスイーツ』と『スイーツチャンピオン』を紹介します。
どちらもスイーツ作りを競って賞金をゲットするというNetflixオリジナルのリアリティー番組なのですが、Netflixにはもう一つ『ズンボのジャスト・デザート』という同じような番組があり、アメリカではスイーツ作りの番組が人気なんですかね。
『パーフェクトスイーツ』『スイーツチャンピオン』ってどんな番組?
どちらも前述の通り、何組かの出場者がスイーツを時間制限内に作って見た目と味を競い合う番組なんですが、2つの番組の大きな違いは出場者です。
『パーフェクトスイーツ』はお菓子作りが好きだけど、お世辞にも得意とは言えないド素人、『スイーツチャンピオン』の方はお菓子のお店や事業をやっているプロがペアで出場するというものです。
作るお菓子にも違いがあり、『パーフェクトスイーツ』のほうは、プロが作った作品を同じように再現して作るというもので、一方『パーフェクトスイーツ』のほうは、カップケーキやデコレーションケーキなどテーマに沿ってそれぞれのオリジナリティを出したお菓子を作るというものになります。
どちらにも共通して言えるのは、アメリカのスイーツのインパクトの強さ。色がヤバいです。日本のスイーツも最近はカラフルなものが増えていますが、ピンクや水色など淡いものがほとんどですよね。
でもアメリカは違う。原色、黒も当たり前。着色料っていうか絵の具だし、エアブラシで色吹きまくって粘土細工みたい。見ている分にはカラフルでワクワクするけど絶対食べたくないです。カルチャーショックを感じます。
あとやたらと出てくる「フォンダン」っていうワード。お砂糖などの材料をペースト状にしたもので、ウェディングケーキなどの表面やデコレーションに使われます。確実に激甘のヤツです。
数年前に『セックス・アンド・ザ・シティ』で有名になった「マグノリアベーカリー」のカップケーキを食べたことがありますが、衝撃的な甘さで一個食べて胸やけを起こした記憶があります。
パイとかクッキーとかアメリカの伝統的なお菓子は好きだけと、ケーキは日本のものが絶対においしい。
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『パーフェクトスイーツ』vs『スイーツチャンピオン』 どっちが面白い?
一見同じようなこの二つのリアリティ番組、面白いのはどっちなんでしょう。
結論から言えば、『パーフェクトスイーツ』のほうが観ていて笑えます。素人、しかも全然お菓子作りが得意じゃない人がプロの作品(アートみたいなやつ)を再現するなんて、ヒドいものができるに決まってます。再現できてなさ過ぎて笑えます。
出場者も、どーして出てきた!?みたいな人がウヨウヨ。素人のクセにレシピ一切見ずにケーキ焼いちゃう頑固オヤジとか、口金を絞り袋の外に装着しちゃう人とか、ウケ狙いとしか思えない人たちばっかり。
完成したスイーツのクオリティの低さにも爆笑しちゃいます。わざと失敗した感じではない絶妙なヘタクソ加減がツボにハマります。
『スイーツチャンピオン』のほうはさすが皆さんスイーツ作りを生業にしているだけあり、完璧です。純粋にスイーツの素晴らしさを楽しみたいならこっちですね。ほんとに芸術作品みたいなのが出てきます。
ただどっちにしても食欲はそそられませんけどね。
『パーフェクトスイーツ』のほうは司会や審査員もコミカルで面白い。ヒドい失敗作でもこっぴどくけなしたりせず、ユーモアに評してくれます。司会のニコール・バイヤーというコメディアンの人がインパクト大だし、吹替の声がどこから探してきたんだってくらいハマりすぎ。
『スイーツチャンピオン』も辛口コメンテーターみたいなのはいないんですが、プロ相手だからか、審査がマジメすぎて面白みなし。『料理の鉄人』みたいな。司会も凡人だし、何よりも吹き替えが最悪なんです。人ってこんなに棒読みができるんだってぐらいヘタクソ。私でももうちょっと感情込めれるんじゃないかな。ドラマじゃないし、そんなに吹き替えに重きを置かないけど、長時間観ていたら気になってしゃーない。
そんなこんなで私は『パーフェクトスイーツ』に一票です。でもスイーツ作りが好きな人、アメリカのスイーツに興味がある人はどっちも楽しめると思います。