『クリミナル・マインド』シーズン12 第20話「忘れじの人」のあらすじ・ネタバレ&感想です。
今回の主役はウォーカーさん。ウォーカーさんはBAUに加入したてだし、なんかあんま存在感ないんだけど、ベテラン捜査官という役どころのせいかなんか落ち着くわ~。
『クリミナル・マインド』シーズン12 第20話「忘れじの人」あらすじ・ネタバレ
ウォーカーのもとに、以前の部署BAP時代の同僚サムが心臓発作で倒れたと連絡が入り、すぐサムの入院する病院に向かう。
健康だったサムが心臓発作で倒れたことを不審に思ったウォーカーが、サムの証言をもとにサムの体を調べると、背中に放射性物質を注射された痕が見つかる。
サムは被爆により多臓器不全を起こし、命の危機に。BAUは捜査を始め、当初はウォーカーとサムが以前ロシアで対諜報の任務に就いていたことからロシア絡みを疑う。
しかしロシア絡みでは何も手がかりが見つからず、サム個人を狙った犯行ではないと視点を変え、近辺にサムと同様の症状の患者がいないか調べることに。
すると、サムの以前にも同じ症状で亡くなった人物が2人いたことが判明、しかもその2人はサムと同じく背中に注射の痕、そして職業も同じ連邦職員だった。
その後、4人目の被害者が出るが、4人目は国税庁の清掃員だった。プロファイルが発表され、同一犯の犯行であることは間違いないとされたが、動機については断定できないままだった。
そして5人目の被害者が出る。5人目の被害者は放射性物質が確認されたものの注射の痕はなく、放射能汚染された食べ物を食べていたことが判明、被害者に話を聞くと、妻の作った弁当を食べた、と証言。
チームはすぐに5人目の被害者宅に向かう。しかし妻の姿はなく、家からは病院で使う放射性薬剤を入れるケースが見つかり、水道からも放射能が検出された。
5人目の被害者の妻サラは、看護師として10軒以上の病院で勤め、その間に放射性物質を盗んでいたと推測される。しかもサラは夫に500万ドルの保険金をかけていた。
サラはまだ保険金を受け取っておらず、夫を最後の被害者にすると注目を集めてしまうためまだ犯行は続けられると予測、警察にサラの写真を送り緊急手配し、逮捕を狙うことに。
目撃情報からサラを発見、プレンティスはサラに銃を向けるがサラは人質を取り、人質に注射器を突きつける。チームはバラバラに張っていたが誰もサラを撃てる角度にいなかった。
しかし、ロッシだけがサラの背後に忍び寄り発砲。人質は無事解放される。
サムは治療の甲斐なく危篤状態に。サムは妻と離婚し息子とも離れ離れに暮らしていたが、最期に息子に会いたいと言うサム。ウォーカーはジェット機を使いサムの息子を連れてくる。サムは無事最期に息子と会う事ができるのだった。
その頃リードは、裁判が延期になり落胆する。リードの弁護士は延期になった間に思い出した女の事をBAUが捜査できる、とリードを励ます。
そんなリードのもとに母ダイアナが面会に来る。息子の置かれている状況に混乱しているダイアナだったが、次第に落ち着き2人は親子の愛情を確かめ合う。
しかし、面会時間は終了し、ダイアナに付き添ってきた介護士が迎えに来る。以前の介護士はクビにした、今の介護士はいい子だ、と話すダイアナ。
そしてリードの前に介護士がやって来る。挨拶を交わすその介護士の女にリードは見覚えがあった。その女は以前リードが関わった事件の被害者リンジーだった。
リンジーと呼びかけるリードに女は、キャロルだ、と名乗る。そして不敵な笑みを浮かべながらダイアナを連れて去っていくのだった。
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『クリミナル・マインド』シーズン12 第20話「忘れじの人」の感想
リンジーって誰だっけか・・・。と思いすぐ検索。するとシーズン3の12話に出てきた女の子でした。
父親がマフィアの殺し屋で証人保護のため名前とか過去とか隠して生きてたところ、娘のリンジーが事件に巻き込まれ行方不明になり、父親が娘拉致った犯人見つけて銃突きつけて、リードが撃っちゃダメって説得するも娘が「パパ撃って」ってあおって結局犯人殺しちゃう。でも証人保護だからまた名前変えて別の町で何事もなかったかのように暮らす・・って後味の悪い事件ですね。
その父親をあおった娘がリンジーですね。確かにあの頃からサイコパスっぽくて普通の女の子じゃなかったけど。でも何を今さら。って別にリードに恨み持つようなことは起きてなかった気するけどな。こんな昔の人物掘り起こしてくるなんてなかなかですね。
最後にリードが思い出した記憶ではそのリンジーがメキシコでリードを嵌めた女だったぽいですけど、この件がリンジー1人の仕業とも思えずまだなにかありそうですね。ダイアナも心配です。
意外な人物の登場に事件のこと忘れそうでしたが、今回はウォーカーさんがメインでしたね。ウォーカーさんの奥さんも登場です。奥さんは勝手に若くてキレイなキャリアウーマン風って想像してたけど、結構普通のおばちゃん(失礼)でした。
毒殺ってなんか悲しいですね・・・。ジワジワ死に向かっていく感じが辛いです。拷問とか残虐な殺し方も痛そうだし怖いけど、毒はなんか想像つかなくて怖い。
内臓か内からやられる感じはよくわかんないから恐怖が増します。しかも放射能って・・・。目に見えなさ過ぎて怖いよ~。
ウォーカーの元同僚サムは、見た目はなんか汚職とか依存とかの言葉が似合いそうな悪徳捜査官風だったので、なに悪さしたんだろ~と思ったけど、特に悪いことしたわけでもなく運悪く犯人に狙われちゃったただのツイてない人でした。人を見かけで判断しちゃダメですね。
毒殺とか、ロシア絡みと見せかけての~とか面白い展開だったのですが、リードの件があるので時間が短いせいか犯人特定から解決までが早いっ。もうちょっとハラハラしたいです。犯人わかった!と思ったらもうすぐ犯人のところ駆けつけちゃう。そんなすぐ見つかるもんかい。
そしてすぐ射殺、もしくは犯人諦めてあっさり逮捕されちゃうのが最近のお決まりですね。もっと粘れよ、犯人。
次回で残すところあと2話です。なんだかんだ毎回文句言ってるけどちょっと寂しいですね。リードが早く釈放されてほしいです。そして、どうも最終話にはあのモーガンがゲスト出演するみたいです。すごく楽しみです!
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