私がこよなく愛するドラマの一つである『クリミナル・マインド』ですが、現在WOWOWにてシーズン12が放送されていて、本国アメリカでもシーズン13が放送されているご長寿ドラマです。
最近ではメインキャストが2人も降板し、ストーリーもマンネリ気味で、私の『クリミナル・マインド』への愛もやや下降中なのですが、今までは本当に面白いエピソードがたくさんありました。
そこで今回は数あるエピソードの中から、色んな意味で心に残ったエピソードを紹介したいと思います。シーズン1~6までを【前編】、シーズン7~11までを【後編】としてそれぞれ5エピソード、私の独断と偏見で選出してみました。ネタバレはなるべく控えめにしますね。
『クリミナル・マインド』心に残ったエピソード5選
1.シーズン3 第8話「悪魔の囁き」
人類最大のタブー、カニバリズムがテーマのエピです。犯人が常軌を逸しすぎていて、ラストがもう鳥肌が立つほど後味が悪い。行方不明になった被害者の捜索に犯人もボランティアとして参加するんですが、犯人は捜索に加わらず、炊き出し係なんですよね・・・ウェッ。ビジュアルもギークな眼鏡をかけたキモい男で、逮捕されたときはなぜか薄汚れたブリーフ一丁という。尋問されているときもモーガンを脅したり、不敵な笑みを浮かべたりと見ているこっちもかなりの不快感。冒頭から結末まで終始気持ち悪いエピでした。
このエピは、ラストが次の第9話「ぺネロープ」に続く展開になっていて、これもまた衝撃的な展開なんです。
2.シーズン3 第9話「ペネロープ」
ガルシアが撃たれるなんて、このエピを観た時はガルシアが死んでしまうんじゃないかと身の縮む思いでした。助かってよかったけど、犯人の意外な正体と犯行動機にこれまた唖然。FBI捜査官ではなく副保安官だったんですが、身勝手な犯行動機に恐怖を感じました。犯人ちょっとイケメンだったんですけどね。やっぱりメンバーが被害に遭うエピは心が痛み、ハラハラしますね。
3.シーズン3 第20話「ニューヨークに潜む罠」、シーズン4 第1話「闇に消えたテロリスト」
シーズン3の最終話とシーズン4の第1話はクリフハンガーとなっているので、2話まとめての選出にしました。この2話は本当にドキドキハラハラしっぱなしでした。アクション映画さながらの爆破シーンが盛りだくさんで、ホッチもピンチ、モーガンもピンチと見どころ満載です。ニューヨーク支局長のケイトがホッチの奥さんのヘイリーに激似で、あえてのキャスティングなのかが気になるところでした。ラストはかなりモヤモヤ感が残りますが、シーズンフィナーレからのクリフハンガーエピだけあってとても見ごたえのある2話です。
4.シーズン4 第21話「灰色の陰」
このエピが個人的には一番心に残ったかも。カイルは結局殺されているんですが、その犯人が超意外な人物でラストは本当に戦慄が走りました。やっぱり子どもが犠牲になったりするエピは心が痛みます。もし被害者が自分の子どもだったら・・。って感情移入しちゃうんですよね。でもこのエピは違った意味で、もし自分の子どもだったら・・・と寒気がしましたよ。カイルの両親の心情や、ランカスター刑事の友人一家を守りたいという気持ちに心揺さぶられました。やっぱり『クリミナル・マインド』は後味悪い方が印象に残ります。
5.シーズン5 第12話 「人形の館」
この事件はいつもの事件と違い、残虐な的な行為も殺意もないのでいつもより目を背けるシーンは少ないのですが、被害者を人形のように愛でたり、動けない被害者たちと人形遊びのようにお茶会したりする犯人の精神の破綻っぷりが怖い・・・。でもラストで犯人がなぜこうなってしまったかが判明し、一気に犯人に対する見方が変わります。激しく同情の余地ありだけど、殺意はなかったとはいえ殺人はダメだし・・・と複雑な心境にさせられます。
まとめ
シーズン6までは本当に秀逸なエピが多く、選出にかなり悩みました。個人的にシーズン2で去ったギデオンよりロッシの方が好きなのでギデオンが去ってからのエピが多くなってしまいました。
何話か再視聴しましたが、やっぱりホッチ、モーガン、リード、プレンティス、JJ、ガルシアのチームの時が最高でした。みんな若くて懐かしかった~。リードもちょっとダサいし、ロッシもスリム。ホッチ、モーガンはずっとカッコいいし、女性陣はあんま変わんない。
次はシーズン7~11までの5選を紹介しますね。これもまた悩みそうです。
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